腰の痛みのお悩みから解放されるためのガイドマップ

グルコサミン

ここでは腰の痛みを改善するグルコサミンの働きについて説明しています。

グルコサミンが腰の痛みに良いといわれる理由

グルコサミンは体内で合成されるアミノ酸の1種で、軟骨に多く含まれています。

関節などの軟骨の主な構成成分のコンドロイチンやヒアルロン酸は、グルコサミンを原料として合成されるため、グルコサミンが欠乏すると、運動などによって磨り減った関節軟骨の修復ができず、腰痛や関節痛を起こしやすくなります。

グルコサミンは人間が生まれたときに最も多く体内に存在していますが、年齢とともに減少を続け、50歳代になると2割程度にまで減ってしまいます。

グルコサミンには関節の痛みを和らげる抗炎症作用もあるため、軟骨組織の減少や損傷によって腰痛などの関節痛が生じている場合は、グルコサミンの摂取によって症状が改善する効果が期待できます。

グルコサミンの摂取方法

グルコサミンは、体外では他の分子と結合した状態で存在するため、結合している分子の種類によって、硫酸グルコサミンや塩酸グルコサミンなどの種類に分かれます。

一方、摂取したグルコサミン化合物は消化酵素によって分解されることで、単体のグルコサミンとして吸収されるため、化合物の種類に関係なく同様の働きが期待できると考えられます。

しかし一般的には、塩酸グルコサミンの方が硫酸グルコサミンより分子が小さく吸収が早いと考えられることから、腰痛などのサプリメントとしては塩酸グルコサミンが使われることが多いようです。

厚生労働省の資料では、硫酸グルコサミンの摂取が骨関節炎におそらく有効との記述も見られます。

グルコサミンの副作用

グルコサミンは、カニやエビなどの甲殻類の殻や、動物の皮膚・軟骨、植物ではオクラや納豆などのネバネバ成分に多く含まれています。

サプリメントに使用するグルコサミンは、エビ・カニなど甲殻類の殻から得られたキチン(動物性の不溶性食物繊維)を塩酸や硫酸で分解して製造しています。そのため甲殻類アレルギーがある人では、アレルギー反応を誘発する恐れがあるので、摂取には充分な注意が必要です。

また血糖値や血圧、血中コレステロールが上昇する危険性があるため、糖尿病や高血圧、高脂血症のリスクがある場合は摂取に際して医師に相談した方が安全でしょう。

塩酸グルコサミンでは24週間、硫酸グルコサミンでは3年まで継続摂取の安全性が確認されています。