腰の痛みのお悩みから解放されるためのガイドマップ

ヒアルロン酸

ここでは腰の痛みを改善するヒアルロン酸の働きについて説明しています。

腰の痛みにヒアルロン酸が良いといわれる理由は?

ヒアルロン酸は皮膚や腱、筋肉、軟骨、脳、血管など広範な組織に存在する高分子多糖で、加齢とともに減少する傾向があります。体内のヒアルロン酸量が最も多いのは20歳代で、20歳を超えると徐々に減り始め、40歳頃からは急激に減少して60歳代ではピークの半分くらいまでに減ってしまいます。

体内でヒアルロン酸が最も多く存在するのが目と肌、関節軟骨で、その驚異的な保水力は目の形や肌の潤いを保持する重要な役割をこなすとともに、関節軟骨では骨と骨の間のクッションとして、関節の曲げ伸ばしの運動をスムーズにする役割があります。

そのため加齢などによってヒアルロン酸が減少すると、関節の動きが悪くなり、腰痛や他の関節痛などが起こりやすくなります。

ヒアルロン酸の摂取

ヒアルロン酸は食事で摂取することも可能ですが、鶏のトサカや魚の目、豚足、サメの軟骨など、続けて食べることが難しい食材が多いため、サプリメントなどを利用して摂取するのが一般的でしょう。しかし、ヒアルロン酸を経口摂取することの有用性については、論が分かれるところです。

摂取されたヒアルロン酸は消化酵素によって分解することができないため、吸収されずに腸管まで達します。

一部の研究(キューピー)では、「腸管に結合したヒアルロン酸が抗炎症性サイトカインを制御するたんぱく質(SOCS3)の発現を促進。血液中の抗炎症性サイトカインが活性化するため、炎症性サイトカインの働きを抑制して関節の痛みが軽減される」という解説が発表されています。

ヒアルロン酸の安全性

上記のように、ヒアルロン酸は経口摂取しても消化吸収されないため、ヒアルロン酸自体が体内に及ぼす影響は少ないと考えられます。

ただし経口摂取での安全性については充分なデータがないのが実情なので、妊娠中や生活習慣病のリスクを抱えている人では、摂取に際して医師の判断を仰いだ方が安全でしょう。